ビンディングペダル選びはサドルのようになかなか決まらないパーツのひとつ。市場にはシマノ、ルック、スピードプレイ、そしてタイムと有名な4種類がある。
ペダルのなにを目安にするかは人それぞれだ。プロが使っているからとか、嵌めやすいとか、クリートが手に入りやすいとか理由があるが、私は膝に優しいものを選んでいる。ここでいう膝に優しいの意味は、腸脛靭帯炎になりにくいようなペダリングがし易いかどうかである。
もともとは、シマノのSPD-SLからルックのKEOカーボンと試して、ペダルだけの要因ではないにしろ、腸脛靭帯炎の痛みからは完璧に逃れられない状態だった。そこで、ダメ元でタイムを試してみたら思ったより膝に優しかったので、今ではタイムに落ち着いている。
見たい場所にとぶ
TIME XPRESSOで、ペダル沼から抜け出せそう
アマゾンで8000円後半でTIME XPRESSO 6を購入。3ヶ月間試してみた。
インプレッション
ブラインドでのクリートキャッチはむずかしい
試したことのあるシマノやルックに比べてクリートキャッチは難しい。3ヶ月たったいまでもなかなか苦戦してしまう。
グニグニ動く
いわゆる遊びが多いのでかかとがグニグニ動く感触がある。しかし、すぐ外れるということはないので安心できる。
クリートは左右で横幅が違う。Q factorの調整ができる
踏み面の感覚的な変化なし(ルックケオカーボンから)
踏み面が大きいケオカーボンからの移行だが、違和感はない。
コストパフォーマンス
クリートの減りはやし
一ヶ月週末のライドでおそらく半分以上クリートが減ることは間違いない。また、自転車屋によって買えるほど普及していないので、アマゾンなど通販で常にストックしておくべき。
ペダル自体は体に入れやすい
通販であれば、特にアマゾンの場合ペダルの入手度は高い。値段もお手ごろなものから5万円をこえるラインナップまで幅広い。安めのモデルで気軽に試せるのはいい。
膝の痛みに対して
軽減できている 長距離での違いは顕著
3ヶ月のってためしたところ、わかりやすく違いがでた。特に130キロ以上のライドで復路の痛みの出方が違う。かなり痛みのレベルは抑えられている。