こんにちは、ヴェロ(velottme)です。年があけてさらに寒くなりましたね。早起きして、外で走るのが億劫になる季節です。
それじゃあ、インドアでトレーニングをしようと、スマートトレーナーの最高峰である、Tacx Neo 2T T2875スマートトレーナーを購入しました。

いきなりすぎだろ…唐突だわ
購入当時の2019年10月ごろは国内では流通していなかったので、ドイツのBIKE24での購入になります。
いえいえ、下記がローラー遍歴です。それぞれ使用歴は1年くらい。すべて引越しにより売却してしまいました。
- ミノウラ:3本ローラー
- ミノウラ:固定ローラー
- グロータック:GT-Roller Flex 3


そんな高いもの買って大丈夫なの?
この記事では、ベスト・オブ・スマートトレーナー Tacx社Neo 2Tのレビューをします。
この記事で紹介するのは、NEO 2Tになります。投稿時点でWiggleで10万円台で販売されているものは型落ちのNEO 2のはずです。
Wiggleのレビューで中のヒトがそのことで返答していましたが、あまり信用しないほうがいいかと・・・

前モデルと比較するポイント!
磁石を強力にしただけでなく、その位相も改良されています。
そのおかげで、前モデルで散見されていたスリップ現象を抑えることができ、
ERGモードの反応もよりスピーディになっています。
見たい場所にとぶ

どやぁって感じの佇まいですね。ワクワクがとまりません。
重さは約22kg、足を広げたときの幅は76cmです。
ローラー場所のスペースとして165cm X 76cmは確保しましょう。
どのローラーにもいえますが、ローラー用に場所をしっかり確保しておきましょう。すこしでも自転車に乗りやすい状況をつくりだすのは継続するコツです。

継続させる仕組みをつくるのね。

Neo 2Tの付属品はこのとおり。ディスクロードでもスルーアクスル用のアダプタがついてくるので、すぐに使えます。
- 本体
- 電源
- スルーアクスルアダプター(142x12mm & 148x12mm)
- 説明書
- 前輪用台座
電源アダプターがあるけど、コンセントに繋がないとだめなのかな?
自家発電ができるので、コンセントに接続しなくてもOK。ただZwiftやバーチャルサイクリングアプリで下りを走ったときの抵抗感があるよ。電源につなげると、実走時のような感覚が味わえるよ。

海外通販で購入した場合、メガネ型の電源ケーブルはその国向けの端子になっています。Amazon.co.jpや家電量販店でメガネ型電源ケーブルを購入しておきましょう。
新品もしくは洗浄したスプロケットをNeo 2T本体に装着します。使用中もしくは余った古いスプロケットがあるなら洗浄しておきましょう。
ここがポイント!
チェーンとスプロケットはきれいに掃除しておきましょう。もしくはこの機会に新品に交換。
特にスプロケットは新品の105をさっさと買うのがお手頃でオススメです。
スプロケットの順番を確認しながら取り付け、専用器具で固定します。
リムブレーキの場合はアダプターなし、そのままでスプロケットを取り付けられますが、ディスクロードの場合はそれぞれの規格にあったアダプターをとりつけましょう。
後ろのギアを一番重く(手前側)しておきます。
後輪のクイックリリースを緩めましょう。
クイックリリースを外し、タイヤを上から軽く押しながらフレームをもちあげて、後輪をはずします。
トレーナーのスプロケット一番手前側に自転車のチェーンを引っかけます。
うまく装着できたらクイックリリースをとりつけ、締めていきます。
クイックリリースを若干ゆるめて、ガタがでないように最終調整をします。
クランクを回し、ギアチェンジもしておきましょう。
自転車とNeo本体の用意整ったら、ファームウェアの確認・更新をしておきましょう。
Apple iOS 動作環境
- iOS 9.0 以上
- iPhone、iPad、iPod touch
Android 動作環境
- Android 5.0 以上
クランクを回してスマートトレーナーを起動させ、アプリを開きます。
Bluetooth範囲内のスマートトレーナーが表示されるので、右上の○をタップします。

右上の○にチェックマークが入れば、接続は完了です。
次に左上のバーガーメニューをタップして、メニューを表示させます。

メニューを開いて、一番下のUpdateをタップします。

下のCheck for updateをタップして、ファームウェアの更新をチェックします。
更新プログラムがあれば、Updateという文字が表示されるので、タップして完了です。

まずこぎ出して感じたのが、負荷のかかり具合がすごく自然なところです。
ダイレクトドライブのトレーナーは初めて乗りますが、固定式に比べて踏み込んだときの力の伝わりかたがナチュラルです。
ダンシングしたときも、”それなり”にたわむ感じがあるのでその点も悪くないです。
Tacx Neoシリーズの売りはなんといっても、賃貸でも安心してトレーニングできる静音性です。
確かに、固定ローラーや物理的にタイヤと機器が接触するローラーに比べれば、気にはなりません。
ただ正直なところ、チェーン音やギアチェンジの音しかしないとレビューされていますが、負荷とギアのセッティングによって実際に受ける印象は違います。
一番静かなのはフロントもリアもローのときです。次にフロントをハイにして、後ろのギアを5か6番目にしたときです。チェーンラインがストレートになったときですね。
もちろん、NEO 2T側も回転数が上がればそれなりに振動は発生するので、無音とは思わないほうがよろしいかと思います。
とは言いつつ、NEO 2Tの静音性は使い方、乗り方、時間帯の工夫でいかようにもコントロールできると思います。

以前愛用していた、GT Rollerに比べれば圧倒的に静か。気兼ねなくトレーニングできるよ!
インドアトレーニングのやりかたはさまざまです。
Zwiftのようなバーチャルサイクリングで仲間とトレーニングをしたり、TrainerRoadのように、ひたすらトレーニングメニューとアタマを突き合わせて頑張る人もいます。

人によって遊び方はぜんぜんちがうんだな~。
- 現実の道を再現した仮想(バーチャル)空間
- ゲーム感覚で自転車がたのしめる
- 他人とまちあわせて走ったり、レースを催すことも可能。
- サブスクリプション型サービス:毎月1,500円
- ワークアウトメニューも用意されている
- ひたすらワークアウトメニューをこなしていくアプリ
- 表示される画面はシンプル:負荷、パワー、心拍数など
- 自分のレベルとやる気によって自動でメニューを組んでくれる
- サブスクリプション型サービス:毎月USD19.95
Tacx NEO 2T本体を購入すると、1ヶ月のプレミアムサブスクリプションも試すことができます。
いきなり、ZwiftやTrainerroadなどをはじめてもかまいませんが、ローラーになれるためにも、Tacxのアプリからつかいはじめる。
とりあえず、ためしにつかってみることをオススメします。
NEO 2Tは近年勢いがある、スマートトレーナーの世界において、ブラッシュアップされた製品です。
いくつもの自転車ローラーをためしてきた私ですが、最終的にNEO 2Tの静音性と乗りやすさは満足度が高く、当分こちらに落ち着きそうです。