だれしも股擦れが悪化して、出来物に気付くことは少なくないと思う。ただの股擦れよりひどい症状だ。これは毛嚢炎という病気である。発生のメカニズムはいたってシンプル。股が擦れることによって肌がダメージを受ける。さらに汗で衛生状態が悪化することにより細菌が炎症起こす。
毛嚢炎とは
1本或いは数本の毛の根元が、小さな白ニキビのような状態になる。原因となる病原体は黄色ブドウ球菌であることが多く、表皮の小さな引っ掻き傷や刺し傷などから内部に入る事もあるとされるが、多くの場合は細菌の侵入口は不明である。
いわゆるおできである。一度毛嚢炎になってしまうと、継続的に乗り続けている限り治りは遅くなる。トレーニングを続けないとライバルとの差がつくと焦りがちだが、ここはいったん治すためにライドをあきらめて、治療に専念するのがベスト。
治療薬:ドルマイシン
私がいろいろ試して一番効果のあったものは、ゼリア新薬工業のドルトマイシンだ。
朝と風呂上がりに毎日塗ろう。おそらく2−3日で小さくなって5日くらいで治るはず。毛嚢炎になっていないときでも、ライド後には予防になるので塗っておこう。
とにかく予防策はあるのか?
私が考える毛農園の対策は下記の通りである。
・乗りすぎない
・毛を剃る
・自宅に戻ったらすぐシャワーで洗う(とにかく幹部を清潔に)
・シャモアクリーム(特にNature Kiss Chaf Cream)
乗ってないときのトレーニングは無いの?
自転車に乗ることができない時間はもどかしいと思う。特にシーズン中ならなおさらである。
しかしながら、あせってはいけない。そんなとき私が取り組むのはトレーニングはウェイトトレーニングやファンクショナルトレーニング。