クロモリのロードバイクには写真のような、スレッド・クイルステムが似合いますよね。

スレッドステム

スレッドステム
クラシックな雰囲気が作り出す、ザ・クロモリというイメージがたまりません。
ただ、スレッドステムはフェイスプレートでハンドルを止めるタイプではありません。写真のように、市場にあるほとんどのスレッドステムは1つのボルトでハンドルをクランプするものが多いです。
スレッドステムにハンドルを取り付けるには、ハンドルのバーエンドからステムに通し、うまいことステムをハンドルの中心までもってこないといけないわけです。どうしてもハンドルの選択肢が狭まってしまいます。
スレッドステムはハンドル交換が大変で、かつ形状が少しでも円筒でなくなってしまうと、入らなくなってしまいます。エアロ形状のハンドルはまったく取り付けられません。

アヘッドステム(サンプル)
アヘッドステム(よく見かけるタイプ)のようにクランプ部分を外すことができません。
では、どうすれば自分の好きなハンドルをクロモリに合わせられるのでしょうか?
そこで、クロモリのようなスレッド式のヘッドパーツにもアヘッドステムが使えるパーツ、コラムポスト・アヘッド変換コラムの登場です。
アヘッドステムをとりつけるためのコラムポスト

NITTO コラムポスト

NITTO スレッドステム
コラムポスト(アヘッドコンバーターともいいます)はスレッドステムのステム部分を無くした部品です。だいたい5,000円します。
疑似的にフォークのコラムを再現し、自分好みのステムとハンドルをクロモリロードバイクにとりつけることができます。
通常スレッドステムをフォークに取り付けるとき、本体をフォークに差し込み、高さとセンターを調整、最後に上部のボルトを締めます。
コラムポストも同様に差込、高さを調整、最後にボルトを締めるだけです。
サイズのチェック
コラムポストを買う際に気をつけるポイントは2つあります。フォークの内径とステムを取り付ける箇所の径です。
ノギスで正確に事前に測りましょう。
たいていクロモリロードバイクの場合、フォークの内径が22.2mmです。
市場のほとんどのステム径は28.6mmになります。
僕のパナソニックのクロモリロードの場合も同じく、フォークの内径が22.2mmでした。
PRO VIBEステムをとりつけるので28.6mmに合わせました。

コラムポストを差し込んだ状態

ステムをとりつけた状態
NITTO製品がオススメ
競輪のNJS規格やアルミ、クロモリの自転車部品を手がけるNITTO。
クロモリバイクを買ったら必ずどこかの部品で使われているくらい有名なブランドです。
コラムポストなら日東の製品一択。サイズもそれぞれ展開しているので、自分のバイクに合った最適なコラムポストが見つかるでしょう。

NITTO社コラムポストページ抜粋